まほろば

ただの徒然日常をつぶやきます

正規職員でない男性は終わりなのだろうか

わたしは20代の男性だ。

 

わたしをはじめ、周りの男友達というのは基本的には正規職員の友達が多い。

 

一部、契約社員やアルバイトの友達もいるが極少数だ。

 

逆にこれが女友達になれば話が別になる。

 

非正規の割合が急激に増える。

 

でも、世の中の見方とすれば、20代で非正規の男性はあまり良しとしない風潮が強いように思う。

 

「職業はなんですか?」

 

そう問われて職業を答えたとしても、そこで正規なのか非正規なのかは誰にも分からないとは思う。

 

しかし、それぞれの心境としてはいろいろと思うところがあるのではないだろうか。

 

非正規のときには正規にあこがれていたわたしだが、今は非正規にあこがれを感じるようになった。

 

別に責任のある仕事をしたくないから非正規になりたいとかではない。

 

むしろ、責任を感じれば感じるほどやりがいさえ覚える。

 

が、正規職員というのは非常に窮屈なものであると今は悟った。

 

世間の目からは、良しとされる目に対して優越感のようなものを感じることがあるが、心の奥底ではいつも寂しさを感じる。

 

もっと自由に仕事がしたい。生きてみたい。

 

そう思ってしまうのは贅沢なのだろうか?

 

もっといろいろなことを勉強したい。むしろ学校に入りなおしたいさえ思う。

 

まだまだ若いと言われる20代。

 

でも、その考えはすでに40~50代のようにコリコリに固まって身動きさえとれなくなっている自分がいる。

 

もし、今の会社を辞めたらもうレールには一生戻れないかもしれない。

 

恐怖だけが今の自分を怯えさせている。

 

そんな風に思う20代はもしかしたら少ないのかもしれないし、多いのかもしれない。

 

同じ年代の女性なら女性で、今後一人で生きていく恐怖もあるかもしれないが

 

男性だって違う恐怖を感じているのだ。

 

だから問いただしたい。

 

正規職員でない男性に未来はないのだろうか。