社会の閉塞感の違和感の正体は?
テレビでマツコデラックスさんが男性保育士の問題、学生アルバイトの問題について言及していた。
そこで感じるのが今の日本社会の閉塞感だと言うが、それはいったいどういうものなのだろうか?
わたしが思うに、その正体はグレーな存在の淘汰にあると思う。
おそらく多くの日本人が大なり小なり閉塞感の存在に気付いているだろう。
しかし、それに対しての言葉をあげることは少ないのが現実だろう。
難しい問題である。
元々、世の中にはグレーであることが多いかった気がするが、今はそれを白黒はっきりつけることが求められることが多くなった気がする。
日本のバランスはグレーな色でバランスがとられていたことが、急にはっきりとした色を求められるようにまだ今日本人はついていけていないのではないだろうか?
時代が変われば、それに合わせて考え方も変化することは間違いないだろう。
その変化を別に嫌っているわけではない。
もしかしたらいい方向にどんどん変わるのかもしれない。
が、グレーで良いと思っていたこと。それによって良かったこともきっとあったはず。
特に男性保育士が女児の着替えをする問題なんてまさに典型的だろう。
白黒つけていい方向に進むものは今後もっと淘汰するかもしれない。
しかし、グレーで良かったことまでそうするべきなのか?
残念ながらわたしにはまだ分からない。